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カーボンマイナス? [環境問題]

東京オリンピックの開催計画の中に「カーボンマイナス」というのが掲げられています。「カーボンオフセット」を超えて「カーボンマイナス」なんですね。

「カーボンマイナス」とは「市民の日常生活や企業の事業活動によって生じる温室効果ガス排出量に対して、その市民・企業等が他の場所で実現した排出削減・吸収プロジェクトによる排出削減・吸収量と、購入したクレジット量等の合計が上回っている状態をいう。」ということだそうです。

いやいや、これはちょっと違うんじゃないかと思うのですが・・・。まず、排出権取引をしたからと言って、購入した分の温室効果ガスを排出しても大丈夫・・・というのはどうもなぁ・・・と思ってます。この件については、様々な意見がありますが、あまり意味がないのではないかという専門家は多いです。と言っても、今の空気ではこういったことを言うと「変人研究者」扱いされてしまいますが・・・(笑)。私も排出権取引というのは懐疑的でして、今問題になっているサブプライムローンのように、実態のない取引になってしまうのではないかと危惧しています。

そして、植林によるCO2削減という話も悩ましいですね。短期的にはCO2を吸収していることになるでしょうが、100年、200年の長期で考えれば、木質材料が分解する際に発生するのは「水」と「二酸化炭素」なのですから、正確にはCO2は減らないはずなんですけど・・・。

愛知万博の計画の際も、温室効果ガス削減の調査や議論がありましたが、結局排出量を技術革新で70%に、市民生活で70%にすれば、

0.7×0.7=0.49

となり、排出量は約半分になるというのが当時のエネルギー関係のプロジェクトチームの座長であった柏木孝夫教授の論理でした。私はこの考え方は一理あると思います。もちろん、技術革新でエネルギー効率を70%になった機器類を買い替えることのエネルギー使用量を考慮しないといけないとは思います。

それにしても、「カーボンマイナス」というのは言いすぎじゃないかと思いました。


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